モデルハウス。
中でも様々なハウスメーカーが集まる総合住宅展示場は見て歩くだけでワクワクしますよね。
様々なハウスメーカーがひしめき合う場所だからこそ
『我が社のモデルハウスは、他社よりも素敵でしょ!?』
と、豪華に着飾って、競い合っているのかもしれませんね(-ω-)/
豪華絢爛なモデルハウスの集合
つまり、『常識的ではない住宅が多い』状態
それが、総合住宅展示場と言っても過言ではないと思います。
もちろん、ハイブランドに太刀打ち出来る筈もなく地道に勝負するローコスト・ハウスメーカーさんも頑張っていらっしゃいますよ。
ここで注意喚起したいのは、中でもハイブランドと言われるハウスメーカーさんです。
私は三井ホームで家を建てることになったのですが
今思うと、『あ~。あれも、これも顧客をゲットするための罠だったのね』と思う訳です。
Table of Contents
モデルハウスの罠① 現実離れした広さ
もっとも分かりやすいのが、展示場の現実離れした広さです。
私たちが最初に訪れた住宅展示場は、17社のモデルハウスが建ち並んでいました。
それぞれのモデルハウスの延床面積は以下の通りです。
- フェニーチェホーム 76.29坪
- パナソニックホームズ 79.87坪
- 日本ハウスホールディングス 60.47坪
- スモリの家 62.17坪
- コペルハウス 89.71坪
- アイムの家 59.76坪
- ミサワホーム 77.71坪
- スウェーデンハウス 73.41坪
- 三井ホーム 81.51坪
- セキスイハイム 64.64坪
- 大新建設 106.07坪
- トヨタホーム 81.89坪
- 北洲ハウジング 71.24坪
- アイフルホーム 60.12坪
- 桧家住宅 40.12坪
- 一条工務店 86.59坪
- クレバリーホーム 78.29坪
あらためて、こうやって並べて見ると、どこのメーカーもすごい広さです(@_@;)!!
平均すると、73.52坪です!
とてつもなく、でかい です!
なんか、40.12坪の桧家住宅さんが、とても謙虚に思えます(*‘ω‘ *)☆カワユス
一住宅当たりの延べ床面積(都道府県比較)
では、平均的な大きさというのがどのくらいなのかと言うと以下の通りです。
全国平均で、105.45m2 → 31.95坪
一番延床面積の狭いのが東京都で、65.90m2 → 19.97坪
一番広いのが富山県で、145.17m2 → 43.99坪
総合住宅展示場の現実離れした広さについて、お分かり頂けたと思います。
やっぱり広い玄関、広いリビング、広いキッチン・・・
素敵にならない筈がありません。
つまり、総合住宅展示場なんて参考にしちゃ危険なんです((+_+))
モデルハウスの罠② リッチなオプション素材
総合住宅展示場では、とにかく高価な素材をふんだんに使用しています。
床材は当然、無垢材を使用しているところばかりです。
そして、無垢は無垢でもハウスメーカーが一般的に取り扱っていない材料を使用していたこともありました。
私たちの場合、床材を展示場で見たのと同じものにしたくて
あまりに高いお値段だったので、とても悩みましたが結果、採用することにしました。
その他にも、展示場のようにしたい!という思いに押され
とてもたくさんの【オプション】を採用してしまいました。
詳しくは、こちらの記事【我が家のオプション工事、一挙大公開!!】をご覧ください。
たとえば、室内壁においてもリッチな天然石タイルを使っていたりします。
或る展示場では、玄関入ってすぐの正面壁がとても素敵でした。
ラピスラズリのような複雑なブルーの壁で『この壁、幾らするんですか?』と尋ねると
『そんなに高くないですよ。100万円くらいです!』
と、さらっとおっしゃってました(@_@;)!
外壁にも天然木を使用!?
さらに、外壁のアクセントに木調パネルを使用しているような建物がありますが
聞くところによると展示場では
それらも天然木を使用していたんです!
↑この玄関のところや、軒天(屋根の裏)、窓枠なんかがそうです。
そして、天然木を使用しているため、とにかくメンテナンスが大変だと言っていました。
なんと半年に一度は業者を呼んでオイルを塗ったりしているとか。
さすがに実用的では無いですよね・・・。
だけど、やっぱり天然木って、ものすごく恰好良いんですよね。
モデルハウスの罠③ 特殊な構造
住宅展示場の場合、部屋の壁から壁までの距離が『ズドーーーン!』と抜けていたり
平面四隅にコーナー窓があったり
とにかく、柱や壁による圧迫感が感じられないような設計になっていたりします。
でも、実際に建てるときには『そうならない』場合が多いです。
実際に私たちの場合でも、部屋の短手方向については壁から壁までの距離を3,640mm程度にして欲しいとか、頑張ってスパンを飛ばしたとしても4,550mm以下と言われました。
ただ、出来なくは無いんですよ。
お金が掛かるだけで・・・(´-`*)
スパンを飛ばすということは、それだけ太くて頑丈な梁が必要になりますからね。
それから、我が家の場合、ラナイと呼んでいる中庭テラスがありますが
そこの屋根は、くり抜いていて日差しが入ってくるようになっています。
↑この写真だと、右上が分かりやすいです(/・ω・)/
同じようになると思いきや!
設計から出された図面を見ると、開口のサイズが小さいんです。
『モデルハウスのラナイの屋根開口はもっと大きかったんですが・・・』と言うと
『展示場の開口は特殊な構造計算をしているので、同じようにする場合は構造計算の費用で別途ウン十万円掛かりますね~』とさらっと返されました。
モデルハウスの罠④ ラグジュアリーな家具
極め付きは家具です。
モデルハウスでは、豪華な家具や照明、カーテン、中には暖炉を設置していたり。
しかも、社外の展示場専門のインテリアコーディネーターを雇って、徹底的にインテリアにこだわっている・・・というハイブランド住宅メーカーさんもいらっしゃいました。
そこの住宅メーカーさんで建てたとしても、同じようなインテリアコーディネーターさんは付いてくれないそうです。
怖いですね(゚Д゚;)
まとめ
私たちが見学したモデルハウスで坪単価を聞いたところ
建物だけで坪100万円くらいですかねぇーと言っていました。
『建物だけで』というのは通常は設備や諸経費を含みません。
おそらくですが、リッチなオプション達も含まれないと思うので建物だけで8500万円(゚Д゚;)
オプションと設備、諸経費を入れると億超えは必至です。
展示場に事細かく値札が付いていたら良いのになーと思ったりします。
そんなことは出来ないでしょうから
これから家を建てようと思っている方は、しっかりとした情報を持って挑む必要があります。
ここのブログは、家づくりで『失敗したなぁ』とか、『あのとき、こうしておけば良かったなぁ』という体験談を多く載せ、家づくりに役立つブログを目指しています(*‘ω‘ *)
これから家を建てようとする方
頑張って納得のいく家を建てて欲しいと思います(*‘ω‘ *)☆☆
またね♪
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最後までお読み下さり有難うございます♪
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