とっても苦労した値引交渉。
私たちがどのようにして交渉を進めたのか、公開させて頂きたいと思います。
最初に断っておきますが、私たちの【やり方】が大正解だったとは思っていません。
そして反省すべき点も沢山あります。
ですから、その反省すべき点について、特に読んで頂きたいです。
『あのとき、こうしておけば・・・』
と私たちと同じ後悔をして欲しくないので((+_+))
Table of Contents
我が家の値引交渉術!
まず最初に、事の経緯をさらっとお伝えします。
がっつり知りたい方は、是非『ハウスメーカーが決まるまで』の記事をご覧ください♪
私たちは2021年9月18日から、ハウスメーカー選びをスタートさせました。
そして、【土地探し】も同時に始めました。
だって、土地が決まっていないと、【間取り】を決めようがありません。
間取りが決まらないと見積も出来ませんからね(-ω-)/
やはり、土地探しも簡単には行きませんでしたね。
最大の反省点!
まず、最初に最大の反省点を公開します。
上の記事にも詳細は載せたのですが、最大の反省は
契約を焦って急ぎ過ぎた! ことです。
なぜ、焦る必要があったのかと言うと
土地を現金一括で払えれば問題無いのです。しかし、ほとんどの方は土地と住宅を同じローンにしたいとお考えになると思います。
でも、通常は家のローンが開始されるのは家が完成し引き渡す時です。
なので、土地を購入する際には多くの方が【つなぎ融資】というものを利用します。
つなぎ融資
マンションや分譲住宅の場合は【つなぎ融資】は不要でしょう。
しかし、注文住宅で土地付きでなく個別に購入する際には、先に土地代が必要です。
また、工務店などで家を建てる場合には、【着手金】や【中間金】といった、まとまった支払いが必要になることもあります。
それを一時的に立て替えてくれるのが【つなぎ融資】です。
ただし、条件があります。
- 土地の決済のときには、【つなぎ融資】の審査に合格している必要がある。
- 【つなぎ融資】の審査を受けるためには住宅ローンの融資に関する書類が必要。
- 【つなぎ融資】を受理してから家の完成までの期間は一般的に最大で1年間。
- 住宅ローンを組む金融機関と同じ機関からしか【つなぎ融資】は受けられない。
土地は待ってくれない・・・
土地を購入するには、欲しい土地が見つかった際には不動産屋さんに買付証明書を出す必要があります。
この買付証明書を出した順番によって土地交渉の優先権が得られる訳ですが、その交渉期間もゆっくりしていたら期限切れになります。
仮に自分が一番手だったとしても、悩んでいて決まらないようならば、2番手の方が購入の権利を手にすることだってあるのです。
そんな訳で、土地は待ってくれない。
でも、土地の決済は迫っている。
そのためには住宅ローンの融資に関する書類(間取り図や見積)が必要。
三井ホームが提携している『ソニー銀行』から【つなぎ融資】を受けたいと思っていた。
そのような理由で、急ぎ契約に至ってしまった訳です。
契約時の見積~驚愕の中間見積!
もともと予算は5,500万円です!とお伝えしていましたが
あれよ、これよと様々なオプションに目がくらみ、金額も膨れ上がり
6,661万円で契約となりました。
契約したのが2021年11月28日でしたから、ハウスメーカー決定まで実に3ヶ月ちょっと掛かったことになります。
詳しくは、『ハウスメーカーが決まるまで(Episode7)』をご覧ください。
そこからは、毎週のように家づくりの打合せがありました。
それまでに知ったことは、展示場で見たものは『多くが標準仕様ではなく、オプション!』ということでした。
でも、やっぱり展示場で見た『あのステキな感じにしたい(*‘ω‘ *)!!』
そんな格闘が、およそ2ヶ月半ほど続きました。
そして、私たちを恐ろしい方向へ進めてしまった『他の方のブログ情報』がありました。
それは、『中間見積が高ければ高いほど、値引率が高くなる!!』
そんな情報だったのです。
そして、2022年2月12日に中間見積が提示されました。
詳しくはこちらの記事『いきなり、三井ホームの中間見積公開!?』をご覧ください。
金額はこちら!
7,770万円!!(゚Д゚;)!
最終見積までの道のり
さて、ここからが値引交渉の戦いです(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
中間見積を貰って、『これだけ総額が膨れ上がったんだから、さぞかし値引してくれるんだろう!』と期待していました。
ところが、『当初の値引から一切値引は出来ません!』
と言うではありませんか!!
もう!アンビリバボーです(@_@;)!!
後になって、冷静に考えたところ・・・。たしかに、そうですよね・・・。
つなぎ融資を利用するために提携ローンの採用まで決まっていて、私たちはもう逃げられない状況にあるのですから・・・((+_+))
三井ホームさんが頑張って値引くことに何のメリットもありませんもの。。
値引交渉術(その1)
ここで、後悔したポイント、反省点です。
営業の方だって、更にオプションが増えて売上が上がれば嬉しいに決まっています!
総額が増えれば経費だって薄まるので利益率も上がるのが普通です。
だったら、最初に総額が増えれば、値引を頑張る!という言質を取り、議事録にも残しておいてもらうことです。
次に、外構工事
外構は当初、予算を300万円に設定しました。
そして、三井ホームの提携する外構屋さんを使用すればセット割引で60万円安くしてくれるということでした。
300万円の時点で、ひとつひとつの単価がブログ等で調べた単価と比べて高いなーと思っていましたが、値引60万円(2割引)を考慮すると大体良い線か、やや高いくらいです。
中間見積では400万になりましたが、案の定、値引は60万円以上出来ないとのこと((+_+))
『じゃぁ、200万円まで外構を減らしても値引は60万円のままなんですか?』
と、夫ットが意地悪な質問をしていましたが、200万円になったら値引も減るそうです。
なんか納得行かないですよねぇ。
値引交渉術(その2)
はい。納得いかないので私たちは行動に出ました。
先ずは外構は300万になるように削る意向を伝える。
(値引してくれないなら追加しないよ!と)
他の外構屋さんからも相見積を取ると伝える。
すると、どうでしょう!
多少、我々が我慢した部分もありましたが
最終的には、353万円になり、そこからセット割引60万円
外構の合計は293万円まで下げて頂くことが出来ました!
値引交渉術(その3)
それから、三井ホームさんの見積は非常に分かりにくいのです。
是非とも、ご自身のパソコン等で表にまとめることをお勧めします。
私は夫ットに全部お任せしました(*‘ω‘ *)☆
当初見積をエクセル等(手書きでも大丈夫です!)で表にする。
変更後の見積も同様に表にし、見比べられるようにする。
各見積項目について、きちんと質問し、理解する。
見積項目を見ても、どんな工事を指しているのか分からないものが多くあります。
そして、見積も『一式○○円』といった雑な表現が多いので、納得いかないのであれば、きちんと数量を提示して貰うことです。
その作業をしていると色々な発見があるものです。
もっとも多い発見は『三井ホームさん見積ミスがめちゃ多い!!』
ということですかね・・・(汗)
夫ットの作成した表は、こんな感じです。
三井ホームさんの見積ミスを発見したことによって、実質値引きと同じ効果を得たことは結構な回数ございましたよww
トイレなんかも、その類のものでしたね(*‘ω‘ *)ノ
値引交渉術(その4)
値引のお話の中で、結構値引に成功したものがありました。
フローリングです。
フローリングは契約時は無垢挽板材が入っていました。
単価13,900円/m2×42.6m2で、592,140円だったものが
ヘリンボーンという柄の無垢挽板材に変更したのですが、どうも風合いが気に入りません。
展示場で見たようなものと同じものを希望したところ、単価が急激にアップ!
単価34,710円/m2×44.0m2で、1,527,240円になったのです((+_+))
そこで、色々調べました!
ネットでも標準的な単価を調べましたし、品番から価格も調べました。
それでも、ヘリンボーンだと施工が大変なので単価が高くなるんです!と言って値下げしてくれません・・・。
夫ットは建設関係の仕事をしていたので、すぐに書店でこんなものを入手してきました!
これを見ると市場の標準単価が分かるのだそうです!
積算ポケット手帳を購入し、市場の標準価格を知る。
インターネット等でも品番から定価を調べる。
他のブログ等から出来るだけ多くの見積情報を得る。
他業者から見積を取る。
これを見せて交渉した結果
m2あたり5,000円、合計で210,900円も値引して貰えました(*‘∀‘)♪
まとめ
冒頭にも述べたように、そんなに値引いて貰えたとは思っていません。
しかし、やれることはやったかな~とは思っています。
そして、この経験を『これから家を建てる誰かの役に立てて欲しい』と切に思いました。
どれだけ、お役に立つのか・・・自信はありませんが(;´・ω・)
これからマイホームを計画される方、現在計画中の方
どうか頑張って下さい(*‘ω‘ *)☆☆
またね♪
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当初契約の際には必ず、これから更にオプションが付加され価格が上昇してしまう場合
当初契約の値引率に応じて値引して貰えるのか?
或いは、総額が増えれば今以上の値引率にして貰えるのか?を確認すること!