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坪単価、三井ホームは幾ら?!
坪単価・・・
これから家を建てようとしている方が先ず気になるのが
坪単価ではないでしょうか。
かく言う私たちも、三井ホームで建てようと考え始めたときに坪単価について色々調べました。
そして、ネットの坪単価との差に『え!?話が違うよぉぉ(涙)』と思った一人です(笑)
三井ホームで建てた場合の坪単価について、インターネットで調べてみると色々な情報があるため、どれが本当なのか・・・?と困ってしまいます。
- ブログAによると、坪単価は約70~80万円で他の大手ハウスメーカーと同等の価格帯と記載
- ブログBによると、坪単価の相場 80~100万円と記載
- ブログCによると、2016年の平均が95.9万円と記載
また、三井ホームの公式HPによると
■参考価格(消費税抜き)
「Lucas(ルーカス)」参考プランの本体工事価格
29,186,000円(坪単価68.9万円)
(施工延床面積 139.88㎡:42.31坪)
などと書かれてあります。
特に、ルーカスに憧れ、ルーカスのような家を建てたい!と思った私たちは
この坪単価で【あの三井ホーム】の家が建つなんて♪と胸を躍らされました。
しかし、実際に建てようとすると
そんな坪単価にはなりませんでした((+_+))
そもそも
坪単価とは何なのでしょう?
坪単価とは?
すでに色んなブログでお目に掛かっていて、ご存じかと思いますが
家を建てる際に掛かる一坪あたりの建物建築費用のことです。
坪単価は延床面積(もしくは施工面積)で建物費用を割るわけです。
延床面積とは屋根と壁に囲まれた床の面積であり、施工面積はテラスやポーチなどを含みます。
坪単価に含まれないもの
また、建物費用(坪単価)には以下のものが含まれません。
- 屋外設備費
- 外構工事費
- 解体費・地盤改良費
- インテリア・照明・カーテン
- 諸経費
- 土地代
この建物費用に含まれない①~⑥の費用は建物費用に対して、約2~3割のコストが掛かると言われています。逆に、建物費用に含むものは以下の通りとなります。
坪単価に含まれるもの
- 仮設工事(仮設足場やトイレ等)
- 基礎工事
- 躯体工事(構造躯体・防腐防蟻・断熱気密)
- 外装工事(屋根・外壁・テラス土間・樋・板金)
- 内装工事(床仕上・壁仕上・天井仕上・造作・収納)
- 建具工事(窓・内部ドア・玄関ドア・和室建具)
- 内部設備(洗面設備・浴室設備・トイレ設備・給排水給湯・電気設備・換気)
- システムキッチン
- 屋外電気・屋外給排水
- 現場経費(①~⑪の合計×8~10%)
これらを合計したものが建物費用となる訳ですが
公式HPに書かれてある坪単価(68.9万円/坪)は
【標準仕様を採用した場合、かつ様々なオプションを含まない】
場合の価格だと思われます。おそらく自由設計になると、単価はグーンと上がるのでしょう。
三井ホームさんは【全館空調】も売りにしていますが、もちろん
これも【オプション】です!
坪単価を上げてしまう要因
坪単価を上げてしまう要素のひとつとして、建物の形状があります。
もっとも安く建つものが矩形(くけい)と言われる形です。つまり平面図で見たときの形状が四角形ということです。凹凸が多くなって角が増えると使用する材料も増え、材料ロスも増えるため割高になってしまいます。
それから、2階建てよりも平屋の方が高くなると言われています。たとえば1階も2階も18坪の家だと延床面積は36坪ですが、基礎と屋根の面積は18坪分で済む訳です。ただし、平屋の場合は、階段に必要とされるスペース約1坪が要らなくなります。
あとは屋根の形状もコストには関係してきます。一般的には、切妻屋根が最もローコストだそうです。片流れ屋根だと壁面積が増えてしまうということで、割高になってしまいます。複雑な形状になれば当然、材料ロスも加工手間も増えてコストに影響してきます。
そして、もっとも坪単価に影響するものが【オプション】です。ハウスメーカーによっては標準仕様というものが様々なので、一体何がオプションなのかについては事前によく確認しておくことをお薦めします。
坪単価(我が家の場合) 発表
それでは、我が家の場合を例にして、三井ホームの坪単価について深堀りしてみましょう。
坪単価、我が家(延床面積:36.23坪)のは
156.4万円/坪(税込み)となりました。
このうち、【オプション】と言われるであろうものが
55.3万円/坪(税込)にも及びました。
何に一体そこまで掛かったの?という疑問に対する具体的な回答は
別の記事『我が家のオプション工事、一挙大公開!!』をご覧ください。
つまり、156.4万円/坪から、55.3万円/坪を差し引いた金額
101.1万円/坪(税込)
これが、我が家の場合のオプション無しの標準坪単価ということになります。
我が家の場合、基礎工事費が281万円、屋根工事費が167万円なので合計すると448万円+消費税44.8万円で493万円です。
坪数で割ると13.6万円/坪となりますので、仮に2階建てであれば、単純にその半分の費用6.8万円/坪分は安くなると言えますね。
仮に2階建てだった場合は
つまり、2階建てだった場合は
94.3万円/坪
くらいだろうと予想できます。
冒頭に記載したブログCに近い金額ですね。
我が家の場合は矩形ではなく、かなり凸凹した平面形状にしてしまったため、そこでも坪単価があがったと思われます。
躯体工事費が税込1529万円(42.2万円/坪)かかっていますので、それが矩形だった場合、どのくらい安くなるのかは私には分かりません((+_+))。
そして、ここで言う躯体工事というのは、構造躯体・防腐防蟻・断熱気密等の工事費です。
標準仕様のみとした場合の内訳
さて、せっかくなので、我が家を標準仕様のみとした場合の内訳について、書いてみます。
- 仮設工事(仮設足場やトイレ等) 163万円(以下、税抜き)
- 基礎工事 282万円
- 躯体工事(構造躯体・防腐防蟻・断熱気密) 1390万円
- 外装工事(屋根・外壁・テラス土間・樋・板金) 530万円
- 内装工事(床仕上・壁仕上・天井仕上・造作・収納) 217万円
- 建具工事(窓・内部ドア・玄関ドア・和室建具) 134万円
- 内部設備(洗面設備・浴室設備・トイレ設備・給排水給湯・電気設備・換気) 305万円
- システムキッチン 90万円
- 屋外電気・屋外給排水 194万円
- 現場経費(①~⑪の合計×8~10%) 282万円
- 消費税 333万円
- お値引き 255万円
合計 3665万円 ÷ 36.23坪 =101.1万円/坪 という訳です。
しかし、私たちの最大の失敗は、最初の契約の際に
『全て標準仕様で建てた場合、一体幾らになるのか?』
というところを押さえていなかったところです。
契約前に大まかなオプションに関しての確認はありましたが、標準とオプションの価格差については、こちらから質問しない限り情報はありませんでした。
まずは、顧客の希望を聞くというメーカーのスタンスかもしれませんが…。
価格差が分からない状態で、そのオプションを採用するか判断するのは難しいですよね(@_@)
これから、家を建てようとする方へアドバイス
これから、家を建てようとする方は
是非とも最初の契約見積については【全て標準仕様で建てた場合の価格】と【オプション価格】を明確にされて下さい!
そして、オプションを選ぶ際には、きちんと【値札】を見て、採用したい希望と価格のバランスを許容できるか、しっかりと確認しましょう!
近日中に、『我が家の最終見積!詳細発表!』や、『我が家の値引交渉術!』
についても記事をアップしようと思っていますので、また来てください♪
またね♪
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