【知得】安全の話~あなたはどっちを選ぶ?毒キノコ図鑑か?食用キノコ図鑑か?

ものづくりの品質とコストにおいて、表裏一体なのが【安全】でしょう。

しかしながら、過度な品質や安全には高すぎる代償(コスト)が伴います。

かといって、ないがしろにしていると【とんでもない仕返しが来る】

それが【安全】というものです。

夫ット

どうも、ワタクシ、ブログ主(yo-maru)の夫こと、夫ットです。

『夫ットのつぶやき』シリーズ第二段です(*‘ω‘ *)

あなたは山へキノコ狩りへ行きます。さて・・・

あなたは、山へ【キノコ狩り】へ行くとします。

目の前には2冊の本があります。1冊だけ選んでください。

1冊目は≪毒キノコ図鑑≫、そして2冊目は≪食用キノコ図鑑≫

あなたは、どちらを選びますか?

続きのお話の前に、少し安全にまつわるお話をお聞き下さい~

安全の重要性

私は建築学科の大学を卒業後、製造業を営む父の工場でしばらく修行し

その後、26歳のときに建設業に入りました。

どちらも【安全】については厳しい業界ですが、昔と比べると一層【安全】に対する重要性と意識が高まったなぁと感じます。

5年前の話ですが、ある工事で起こった労働災害についてのお話です。

5年前の労働災害

厚さ25mmの鉄板にアトラという機械を用いて穴を開ける作業をしていたところ

アトラ(こんな機械を使用します。)

穴開け中に、貫通した鉄板の裏に手を添えてしまっていたため

その手に嵌めていた軍手が回転部に巻き込まれ乖離骨折(一部骨が飛びだした状態)・・・

手術をしたものの結局、薬指の第一関節から上を切断してしまうという事故になりました。

すぐに現場は作業中止となり、再発防止対策の協議が始まりました。

再発防止対策は数日間に渡って行われ、施主から工事再開の許可を貰えたのは

なんと1ヶ月も後のことでした。

事故の代償~安全の逆襲~

その間、他の作業員さん達は無職状態です。

しかし、その作業員さんにも養っている家族がいますから

『その間、賃金は払えない』なんて言えません。

そもそも、事故が起きた責任を負わなければならないのは事故当時者だけでなく

その元請会社の責任も大きいのです。

作業員さんからすると、『元請がきちんと安全管理しなかったから急に仕事が無くなった』ようなものです。

それに、ここで作業員さんとの関係をこじらすと

『金輪際、あなたの会社からの仕事を受けません』と言われたりします。

そんなこんなで1ヶ月分の労務補償を支払うことになりました。

数千万円の損失です・・・。

数千万円の利益を出そうと思ったら、一体、何十億の売上の仕事をしないといけないか・・・

考えるだけで具合が悪くなりそうです。

もちろん、被害は自分の会社だけには留まりません。

更に上位の元請会社や、他の関連業者さんも道連れです・・・。

本当に多大な迷惑を掛けてしまったと思っていますm(__)m。

絶対に事故を起こさない安全秘儀≪たったひとつの方法≫

絶対に事故を起こさない方法は、ひとつしかありません。

それは ≪何もしないこと≫ です。

馬鹿げて聞こえるかもしれませんが、それしか方法は無いんです。

かつて、こんな事故がありました。

  • 3センチの段差で躓いて捻挫→労働災害→現場ストップ
  • 木材に躓いて捻挫&剥離骨折→労働災害→現場ストップ
  • 履いている靴が足に合わず鬱血→労働災害→現場ストップ
  • 凍結したところで滑って転んで骨折→労働災害→現場ストップ
  • 目の前のロープが見えなくて、ロープが目に当たって被災→労働災害→現場ストップ
  • 蜂に刺された→労働災害→現場ストップ

もはや、蜂刺されに至っては何もしていなくても被災する可能性があります。

現場で労働災害が起こる度に、様々な再発防止対策が上書きされます。

その度に現場で『やってはいけないルール』が増えます。

それらはマニュアル化されているものの、完全に記憶出来ている人など皆無です。

やってはいけないルール

もちろん、その無数に思える数々のルールを知っておく必要はあります。

しかし、当然ながら複雑なルールは忘れることも多々あります。

そんなときは、『そういえば、こんなルールがあったな』と思い出して、ルールブックを見返すのです。

ですが、文字を読むのがあまり得意ではない作業員さんもいるため

安全に作業をさせるためには、現場管理がとても大変なのです。

はじめて作る料理の場合、どうしますか?

それでは、ちょっと違う例えで考えてみましょう。

あなたが、これから【はじめて作る料理】にチャレンジするとき、どうしますか?

スマホを開いてレシピを見ますよね?

そこには必要な材料や調味料、分量や手順が書かれています。

そこには決して【やってはいけないルール】なんてものは書かれていませんよね?

毒キノコ図鑑か、食用キノコ図鑑か

ここで冒頭の質問です。

もう、お分かりだと思います。

山へキノコ狩りに行く場合、持っていくべきなのは

食用キノコ図鑑です。

キノコの種類は4000~5000種類!?

日本国内には、およそ4000~5000種類のキノコが存在すると言われています。

そのうち、食用出来るものは約100種類しかありません。

さらに、毒キノコと言われているものの種類は200種類以上だそうです。

あれ、数が合いませんよね?

そうです。つまり、4000~5000種類から食用100種と毒200種を引いた

3700~4700種類はグレーなキノコなのです。

食べれるけど不味いだけかもしれないし、毒かもしれない。

そんな危険なチャレンジをするくらいなら、食べれるキノコだけを探すべきです(*‘ω‘ *)☆

本当に安全?グロテスクな食用きのこ!

中には、絶対に食べようなんて思わないだろう、グロテスクな食用きのこがあります。

アミガサタケ

アミガサタケと言う食用きのこで、欧米では高級食材なんだとか・・・。

キノコ うんちく

どうでも良い、キノコのうんちくですが

世界一大きなキノコって、どのくらいの大きさだと思いますか?

アメリカの森に生息しているナラタケの仲間でアルミラリア・ブルボーサというキノコです。

なんと、その(菌糸体の)大きさは【15ヘクタール(ha)】!!!

はい、全くピンときませんよね?

1ヘクタールは100m×100mで、1万平米です。坪数だと3000坪です。

その15倍なので、15万平米=4万5000坪ですね。

東京ドームが3つ分です。(それすら、ピンと来ませんけどww)

しかも、そのキノコ、年齢はなんと1500歳以上なんだとか。

現場では【やるべき手順・守るべきルール】をしっかり決める

だいぶ話が脱線してしまいました。

結論として、現場での判断基準も【キノコ】と同じが望ましいと思います。

お料理のレシピのように、必要な道具、手順を守って

やってはいけないルールに極端に縛られるのではなく

やるべきことだけを、しっかりやる。

しかし、世の中にはヒューマンエラーなんかも多く存在するので

そう簡単な話では無いんですけどね(´-`*)

安全基準 分岐で迷ったら食用キノコを探そう

だけど、分岐点に立たされて

少し判断に迷ったときには、毒キノコかどうか?とか

グレーのキノコか?を考えるんじゃなく

食用キノコか?と考えると物事は少しだけ単純に見えることがあります。

【美味しいキノコだけ選ぶ】

それは、【誰もが喜ぶだろう判断をする】

と言い替えることも出来ますから(*‘ω‘ *)☆

マイホーム只今建設中

本日、2022年6月3日

時々強い雨に降られ、雷もゴロゴロ鳴っていました。

そんな中、建設中の我が家は基礎コンクリートの型枠を解体しているところでした。

雨の中、視界も悪く一生懸命作業をして下さっている作業員さん。

本当にご苦労様です。

どうか最後まで怪我なく、ご安全に!

またね♪

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