『太陽光発電システムを実質無料で設置できますよ(*‘∀‘)!』
そんな美味しい話に、まんまと乗っかった夫ットと私です(*‘ω‘ *)☆
何の疑いも無く話に乗りましたが、暫く経ってから『一体どんな仕組みなんでしょ?』
と気になったので色々と調べてみました!
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太陽光発電 我が家の場合
まず、我が家の概要についてざっくり説明しますと
一言でいうと、延床面積36坪の平屋でございます。
そして、南向きの大きな屋根があるので太陽光パネルを乗せないのは勿体ない!
ような家だと思われます。
そんな我が家の間取りについては、こちらの記事をご覧ください(/・ω・)/
そして、その南向きの屋根に太陽光パネルを乗せると、こんな感じです。
Fサイズ(1765×1048mm)が27枚
XSサイズ(1765×709mm)が7枚
合計、59.83m2ほど乗せることが出来ました。容量だと11.87kwです。
ご近所を見渡しても、かなり大きいサイズだと思っています。
仮に、11.87kw分の太陽光発電システムを購入した場合の価格は?
仮に、このくらいのパネルを実費で設置しようとした場合の価格は
kw単価が、およそ230,000円/kwだと想定して
230,000円×11.87kw=2,730,100円(税別)となります。
さらに、パワーコンディショナーという作った電気(直流)を交流に変換して家庭で使えるようにするための機器が、11.87kwほどの容量だと2機必要なので、別に300,000円ほど必要です。
それらに消費税が加わって、合計金額は3,300,000円(税込)くらいになります。
なんと!!これが実質無料で設置出来るというのが
LIXIL(リクシル)の【建て得バリュー】という商品なのですね!
ただし、実質無料で設置するには幾つか条件がございます・・・。
太陽光発電を実質無料にするための条件とは
もちろん何の条件も無しに無料(タダ)で設置はしてくれません!
その条件とは、以下のようなものです。
- 太陽光発電システム導入後、10年間は余剰電力を譲渡する。
- 蓄電池等、電気を貯める設備を設置してはいけない。
- 太陽光発電システムの改造・変更をしないこと。
- その他、発電機器を設置しないこと。
- 国が定めるZEH基準を満たす住宅であること。
- ZEH性能の変更をしないこと。
- 行政が指定する垂直積雪量が75センチ以下のエリアであること。
- LIXILと提携したハウスメーカーと建築本体の契約を締結すること。
- 建てる住宅のサッシと玄関ドアは、LIXIL製を採用すること。
- システムバスか、システムキッチンのいずれかをLIXIL製にすること。
- トイレはLIXILの製品を採用すること。
⑩と⑪について、電気とガスを併用する住宅の場合ではLIXIL製を選択しないというプランもありますが、選択した場合のプランと比べると、やや電気料金が高くなるようです。
なんだか、沢山ありすぎて読むの疲れちゃいますよね(;´・ω・)ショボン
でも、さらに留意点や禁止事項もあるんです。。
利用にあたっての留意点および禁止事項
これらも契約資料を読むと色々と書かれていますが、中でも気になる項目のみ抽出します。
- なんと、煙突のある建物はNG!
- さらに海岸線から近い(50m以内)建物はNG!
- それから、垂直積雪量が50センチ以下のエリアでは、太陽光パネルの出力が8kwhに満たない建物。また、積雪が50センチを超えて75センチ以下のエリアで同出力が10kwhに満たない建物。
- 落雪の恐れのある屋根への太陽光パネルの設置NG!
- 影が掛かることによって発電に影響がある建物は駄目!
- 1kw以上の蓄電池の設置や、電気自動車から住宅へ電気を供給する設備も駄目!
等々です(゚Д゚;)オッタマゲ!
11.87kwの年間発電量は?
ところで、我が家の太陽光発電システムでは11.87kwの塔載容量と言いましたが、それってどのくらいの発電量なのでしょうか。
11.87kwの年間発電量は、三井ホームより頂いた概算シミュレーションによると
12,143kwh/年間 だそうです。
これを聞いて、『へぇー!』ってピンと来る方は、私を含め非常に少ないと思います(汗)。
したがって、まずは引越し前に住んでいた2LDKのアパート2人暮らしの時の電気代を公開してみましょう!
新居引越し前の電気代 公開!
電気使用料は年間 3,334kwh、金額にして116,485円でした。
月平均に換算にすると 278kwh、金額は9,707円です。
新居(2022年9月入居予定)に引っ越した後は、全館空調を採用しており、尚且つ、オール電化なので電気代は確実に高くなります。
三井ホームさんの推測によると、太陽光発電した電力のうち、我が家で消費出来る電気量は
1,800kwh/年間 なのだそうです。
電気代に換算すると1,800kwh×22.8円/kwh=41,040円/年間の削減です。
太陽光発電の年間発電量が、12,143kwhなので、12,143-1,800=10,343kwh/年間
これが余剰電力の総量で、売電出来る電気量ということですね。
上のグラフで見ると、赤く塗られた部分が1,800kwhに該当する部分。
ピンクに塗られた部分が余剰電力で売電に充てられる部分。
ブルーの部分は購入する電力ということです。
ただし、太陽が出ない日だってあるので、そのときは仕方ありませんよね(;´・ω・)
こんな日だってあります。
ところで、この余った電力って一体幾らで売れるのでしょう??
太陽光発電の売電価格
太陽光発電を推し進めるため、2012年から売電価格を10年間固定するという固定価格買取制度(FIT)という制度が導入されました。
導入当時は売電価格もとても高かったのですが、今ではその半額以下にまで下がっています。
2012年当初は売電価格も40円/kwhほどあったようですが、2022年現在では18円/kwhになるようです。
なんだか10年前よりも随分と損したような気分になりそうですが、太陽光発電システム自体の価格がかなり下がってきていることもあり、結果的には問題ないかなと思っています。
余剰電力については、前章にて記述したように 10,343kwh だったので
10,343kwh × 18円/kwh = 186,174円/年間
この余剰分売電金額×10年分、約186万円がLIXILさんによって回収されるという訳です!
卒FIT(固定価格買取制度)後の価格について
10年後には固定価格が解消されるのですが、10年後に売電価格が幾らになっているかは誰にも分かりません。
10年前に予想していた10年後の予想価格も大きく外れ、半分くらいになっていますからね。
現在の予測では、10年後には9円/kwhくらいになっているのでは?と言われています。
つまり、10年後には年間の売電価格は今の半分 93,000円/年間くらいになっているということです。
それから、先に記述したように昼間は1,800kwh/年間(41,040円/年間)の削減にもなるため
設置効果としては、93,000円 + 41,040円 で134,040円/年間です(*‘ω‘ *)♪
元手0円で10年後から平均して毎月7~8千円の収入なって、且つ電気代が平均して毎月3~4千円削減されると思えば、大変ありがたいお話かと思います(*‘ω‘ *)☆
さて、今秋に完成し入居した暁には、実際に発電した電気量や掛かった電気代なども集計して公開する予定ですので~♪
気になる方は、是非またいらして下さい(*‘ω‘ *)☆☆
またね♪
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