今回は、アメリカカンザイシロアリについてのお話です。
先日、三井ホームの60年保証について記事を書かせて頂きましたが、どうやら保証対象外となるシロアリの種類が存在するそうです!!
Table of Contents
シロアリの保証内容 (三井ホームの場合)
まず、保証内容についても色々とありますが、その中でも三井ホーム契約書をよ~く読んでいると防蟻処理の適用除外項目というところに、こんなことが書かれていました。
- 引き渡し後に建物廻りに盛土した場合(花壇等含む)
- 環境の変化など、予見不可能なシロアリの生態変化に起因するもの
- ご要望により防蟻工事を実施していないもの
- 土壌以外から侵入し発生した被害
- アメリカカンザイシロアリ等のシロアリ被害
- 取付10年以降の外部木製品に起因するもの
- 防水保証のないもの
突っ込みどころ満載なんですけど・・・(゚Д゚;)ドウシマショウ!
そもそも保証部位の対象となるのは、『ヤマトシロアリまたはイエシロアリによる被害』に限るようですね。
さて、上記の【アメリカカンザイシロアリ】って何なんでしょ(*‘ω‘ *)???
アメリカカンザイシロアリについて
アメリカカンザイシロアリによる被害だった場合、保証対象外なのだそうです!
なにそれー!?えー??大丈夫なの!?
って思いますよね((+_+))
と言うことで、アメリカカンザイシロアリについて調べてみました。
アメリカカンザイシロアリの生態と特徴
そもそも、アメリカカンザイシロアリというのは近年日本で見かけるようになった外来種のシロアリなのだそうです。
何が恐ろしいかと言うと、これまでのシロアリ防除が全く通用しないという点です!
アメリカカンザイシロアリの【カンザイ】とは【乾材】を意味しており、大変乾燥した木材環境の中でも生息することが出来るシロアリです。
ただし、湿った床下だったり腐食の進んだ壁の中から見つかることもあるので注意が必要です。
国内での生息地域
この黒い丸印のある地域で、アメリカカンザイシロアリの被害が確認されているようです。
原産地は北アメリカで、日本で初めて発見されたのは1976年の東京都だったそうです。
現在では被害材の移動や羽アリによって生息地域も拡大されていると言われています。
なんと、東北でも被害が確認されていますね。
アメリカカンザイシロアリの恐ろしさ!?
何と言っても、アメリカカンザイシロアリの恐ろしさは駆除の難しさです。
国内のシロアリと比べ再生能力がとても高いため、駆除を行っても再びすぐに発生してしまうケースも多いのだそうです。
見た目の特徴
そして、見た目の特徴についてですが、様々な形態が存在しています。
見分け方も難しいため、もし疑わしい場合は放置せずにシロアリ駆除業者に相談することをオススメします。
見た目の特徴を詳しく説明したら要点の掴めない記事になるから
見た目が気になった方は是非、ググってちょうだい(-ω-)/☆
アメリカカンザイシロアリの駆除方法
さて、そのアメリカカンザイシロアリの駆除方法について
駆除方法は、大きく分けて2つあるようです。
1つ目は薬液注入による
2つ目は毒ガスによる駆除
薬剤注入は国内のシロアリでもよく使用する駆除方法ですからね。しかしながら、完全な駆除が難しいというデメリットがあるそうです。
また、毒ガスについては響きからして、おっかないですよね((+_+))
アメリカでは、この毒ガスによる駆除が一般的で、家をすっぽりビニールシートで覆い、毒ガスを入れて全ての生物を殺すようです。
ただし、費用もかなり掛かる上に、毒ガスは残留効果が無いため、再進入される恐れもあるようです。
その他にも、ハウスメーカーの保証内容というのは色んな落とし穴があります。
それらについて書いた記事もありますので気になった方はご覧ください。
またね♪
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