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地鎮祭は何のために行うの?
地鎮祭とは工事に先立って行われる重要な儀式です。
その儀式は、土地の神様を祝い、敷地を清め、工事中の安全を祈願するものです。
さらに建築後も建物が何事もなく過ごせますようにとお願いする儀式でもあります。
神式が一般的ですが、キリスト式というのもあるんだとか!?
施主の宗旨によって変わるんでしょうね!
それから、地鎮祭を執り行うも行わないも施主の自由ですし、行わないからと言って恐ろしいことが起こるものでも無いのでご心配なく(*‘ω‘ *)☆
我が家の地鎮祭
2022年4月22日 10時
地鎮祭への出席を予定していた設計担当の方が急遽、コロナに感染してしまい欠席すると前日に連絡がありました。
したがって出席者は私と夫ット。
さらに三井ホーム営業のJ所長とU君、外構のシュガーさん、現場監督のKENさんが出席者となりました。
神主さんを除くと、6名です。
地鎮祭で準備するもの
結局、地鎮祭で私たちが準備するものは、初穂料のみでした。
建築会社によって異なるのだと思いますが、テントや椅子、祭壇、お供え物、前方に立てる竹などは全て三井ホームさんの方で準備して下さいました。
初穂料についても、事前に三井ホームさんの方から神社の方へ問合せしてくれ
【25,000円】準備しておいて下さいと教えてくれていました。
地鎮祭の服装について
私たちの場合は、セミフォーマルとカジュアルの中間くらいの服装にしました。
中にはジーンズの方や、半ズボンの方、逆にスーツで出席される方もいらっしゃるようです。
ちなみに、三井ホームの方々は全員スーツでいらしてました。
これと言って決まりは無いそうです。
しかし、地鎮祭の後にご近所に挨拶回りされる方だったり、ご両家の親御さんが一堂に会する場合であったりすると、割とフォーマル寄りの方が宜しいのかと思います。
なので状況に寄りけりでしょうね。
地鎮祭の流れ
地鎮祭の式次第は以下のようなものでした。
- 修祓(しゅばつ)
- 降神の儀(こうしんのぎ)
- 献饌(けんせん)
- 祝詞奏上(のりとそうじょう)
- 清祓の儀(きよはらいのぎ)
- 地鎮の儀(じちんのぎ)
- 玉串奉奠(たまぐしほうてん)
- 撤饌(てっせん)
- 昇神の儀(しょうしんのぎ)
- 神酒拝戴(しんしゅはいたい)
と、まぁ、いっぱいあります!
修祓(しゅばつ)
さて、地鎮祭の始まりです。
※大体は神主さんが案内して下さるので、以下いちいち覚えておく必要は無いですよ!
まず、神主さんが祓詞(はらえことば)を奏上し、次に列席者を祓います。
列席者は起立してお祓いを受けます。
降神の儀(こうしんのぎ)
次に、土地の神様をお迎えします。
神主さんが『オオオオォォォォォォーーー』という発声を上げます!
その発声とともに全員で頭を下げて神々をお迎えします。
献饌(けんせん)
お迎えした神々をもてなします。
米、酒、塩や海山の珍味などの供え物のうち、瓶子(へいし)→お酒を入れる土器や、水玉→水を入れる土器の蓋を取ります。
祝詞奏上(のりとそうじょう)
工事の安全を祝詞に込めて祈願するものです。
清祓の儀(きよはらいのぎ)
神主が敷地の四隅と中央を祓い清め、工事の安全を祈願します。
地鎮の儀(じちんのぎ)
鎌(かま)、鍬(くわ)、鋤(すき)を使った儀式です。
苅初の儀(かりそめのぎ)
最初に設計者が代表で行いますが、コロナによる欠席のため省略しました。
そうでなくても省略するケースもあるそうです。
鎌(かま)を使って、事前に用意された砂盛の草を刈る動作を3回行うらしいです。
鍬入の儀(くわいれのぎ)
そして私たち、施主の出番です!
これは、夫ットにやって頂きました!
神主さんから鍬(くわ)を受け取ります。
このとき左手を上に、右手を下にするそうですが、神主さんったら夫ットの右手が上になるように渡してました(笑)
次に祭壇に一礼し、右手が上になるように持ち替えます。
鍬(くわ)を砂盛に『エイ(栄)!エイ(栄)!エイ(栄)!』
と声に出しながら3回打ち込む動作を行います。
エイ!えい!エ~イ!
あんまり強うやったら、砂が自分にかかるけん!
気を付けんさいよ!
ふたたび祭壇に一礼し、鍬(くわ)を神主に戻し、席に戻ります。
穿初の儀(うがちぞめのぎ)
施工者代表(KENさん)がやりました。
鋤(すき)を使って、砂を掘る動作を3回行います。
ここでも『エイ(栄)!エイ(栄)!エイ(栄)!』と発声しました。
鎮物埋納(しずめものまいのう)
鎮物を砂盛の中に埋納します。
鎮物って何だろうと思って後で調べたところ、楽天市場なんかでも売ってました!
土地の神様に対する貢物だそうです。
歴史はとてつもなく古く、古墳時代にも用いていたらしいですよ!
七種で一組になっており、鉄人像、鉄鏡、鉄長刀子、鉄子刀子、鉄矛、鉄盾、鉄玉が入っています。といっても、それらをかたどった銀紙のような物が入っているそうです。
玉串奉奠(たまぐしほうてん)
列席者全員で玉串を捧げ、工事の安全を祈ります。
神主さんから玉串を受け取りますが、右手で枝を持ち、左手で葉を下から支えます。
祭壇の前で一礼し、玉串を時計回りにクルっと回し、枝部が手前にくるようにします。
次に、神様にお願いごとをし、ふたたび玉串を時計回りに180度まわし祭壇に置きます。
撤饌(てっせん)
お供え物を取り下げ、神々にお帰り頂く準備をします。
神主が瓶子や水玉の蓋を戻します。
昇神の儀(しょうしんのぎ)
神々にお帰り頂きます。
神主さん、ふたたび『オオオオォォォォォォーーー』と言うので
全員で頭を下げ、厳かに神々をお送りしましょう。
神酒拝戴(しんしゅはいたい)
これにて地鎮祭の終了です。
神主さんが、お神酒を注いでくれるので、全員で輪になって献杯します。
飲む振りで結構ですと言われていましたが、夫ットは美味しそうに飲んでました(笑)
まだ飲めるぅ~(/・ω・)/
最後に、神主さんに初穂料をお渡しして終わりです。
地縄の確認
地鎮祭が終わったあと、三井ホームの現場監督さんや外構の方と一緒に地縄の確認をします。
地縄とは、家が建つ範囲をあらかじめ縄を張って見えるようにしているものです。
図面と照合しながら確認を行い、そのあと、さらっと工程の説明を受けました。
最後にお供え物は頂いて帰りました!
米、バナナ、りんご、パイナップル、オレンジ、人参、大根、ピーマン、茄子、キャベツ
さらには立派な鯛まで!!
そして献酒も頂いて帰りました。
地鎮祭の所要時間
地鎮祭の所要時間は、30分程度でした!
その後の地縄確認や打合せを入れても40~50分くらいです。
この日はお天気で本当に良かったぁ(*‘ω‘ *)☆
御札や鎮物の行方は?
地鎮祭に登場した御札と鎮物は、一旦三井ホームの現場監督KENさんが預かってくれました。
鎮物は基礎工事が始まる前に敷地の中央辺りに埋めるのだそうです!
そして御札の方は、上棟式の日に日付を書いて、家の高いところ(屋根裏など)に納めるのだそうですよ!楽しみです(*‘ω‘ *)ノ☆☆
またね♪
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※ちょっと真似してみたかったけどww